2020/02/09
皆さんこんにちは!
皆さんのかなで、いろいろなダイエット方法を試してみましたか?
おそらく、糖質コントロールやカロリー制限・間食しない等の、食事に関するダイエットが多いのではないでしょうか。
しかしながら、
「痩せたいなら動け」
なんて言葉もあるように、運動によるダイエットは脂肪を燃焼する点においてかなりの効果が期待できます。
また、筋肉量を増やすことで代謝の良い「太りにくい身体」をつくることができるので
筋トレをメインにダイエットをしている場合も多いかと思います。
筋トレに励んでいる場合、気を付けていただきたいことがあります。
実は、ある何気ない行為が筋トレの効果を台無しにしてしまう危険性があるんです。
その行為とは・・・
飲酒です。
そもそもお酒は糖質量が高いものが多いことから、糖質コントロール中には摂取を控えたほうが良いとされていますが
糖質量という観点以外にもダイエット中に控えてほしい理由があるんです。
それは、アルコールの摂取が「たんぱく質合成を妨げる」ということです。
ある大学医学部などが、8人の男性を対象に行った研究があります。
・運動直後および4時間後に、①プロテイン②アルコール+たんぱく質③アルコール+炭水化物を摂取
・運動の2時間後に炭水化物ベースの食事を摂取
・安静時・運動後2時間および8時間に、筋生検を行う
(※筋生検=筋肉の一部を切り取って、筋組織の状態を調べること)
といった条件で実験を行い
結果として
①プロテインのみを摂取した場合と比較し
②アルコール+たんぱく質は24%
③アルコール+炭水化物は37%もの筋原線維たんぱく質合成の減少が見られたとのことです。
この論文では、「アルコール摂取は骨格筋の同化反応を抑制するため
回復およびトレーニング、(および/または)その後のパフォーマンスへの適応を損なう可能性がある」と結論付けています。
(※同化反応=代謝は大きく分けて、異化と同化の2区分がある。
同化は、エネルギーを使って物質を合成する過程のこと。例・たんぱく質、多糖、脂質等の合成)
つまり、いくらトレーニングに励み、いくらたんぱく質を摂っても、
アルコールを摂取してしまった時点でたんぱく質合成が減少してしまう…ということです。
せっかく日々ボディメイクのためにトレーニングに励んでいても、効果が得られないのではもったいないですよね。
とはいえ、どうしてもお酒が好きで、糖質量の低いお酒を楽しんでいる場合もあるかと思います。
どうしても飲酒がしたい時は、トレーニングをした日は休肝日として、トレーニングをしていない日に飲むなどの工夫が大切!
それでは残り少ない休日を満喫して下さいね!
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