2020/10/21
皆さんこんにちは!
季節も変わり少し肌寒くなりましたね。
そしてこの時期は体調も崩しやすいので、しっかり体調管理をしていきましょう!
本題です。
【痩せない有酸素運動】
ウォーキングやランニングをすれば効率よく脂肪が燃焼されて痩せると思われていますが、
なにも有酸素運動は痩せるためだけの運動だけではありません。目的に合わせた様々な効果があるのです。
例えば、心肺機能を鍛えるなら速いペースの有酸素運動(ランニングなど)を10分程度するのが良いとされ、
ストレス解消ならゆっくりしたペースの有酸素運動(ウォーキングなど)を30分以上続けるのが良いとされています。
もっと言えば、速いペースの有酸素運動は、呼吸が浅いため無酸素運動状態になっているのです。
無酸素運動に近い状態になると筋肉のエネルギーを消費するため、脂肪が燃焼しづらくなってしまいます。
つまり、心肺は鍛えられても痩せにくくなってしまうわけです。
また、ゆっくりしたペースの有酸素運動は、30分を超えると脳内麻薬物質であるエンドルフィンが分泌されて、いわゆる「ランナーズハイ」の状態になってしまうのです。
ストレス解消には最適なのですが、それ以上続けても脂肪の燃焼は減少すると言われているのです。
つまり、痩せたいのなら脂肪燃焼に最適な有酸素運動をしないと、なかなか思ったような結果は得られないです。
【痩せる有酸素運動】
一般的に言われている痩せる有酸素運動のやり方は、「ややキツい」と感じるくらいのペースで20分以上続けるというもの。
20分を超えるとメラメラと脂肪燃焼がはじまります。
ただし、30分を超えると脂肪が燃焼がしづらくなるので、トータルで30分程度のメニューを組むのがちょうど良いと言われています。
この時のポイントが「ややキツい」と感じる心拍数を維持すること!
ダイエットに最適な心拍数は最大心拍数の40~65%程度と言われており、この範囲の心拍数をキープしながら有酸素運動をするのが、より効率よく痩せるための方法なのです。
心拍数が高くても低くても脂肪燃焼効率が下がってしまうのです。
聞いたことのある人も多いと思いますが、いわゆる心拍トレーニングです。
心拍数の目安は以下の通りです。
*個人差があるので、目安で捉えて下さい。
【サーキット・トレーニング】
インターバルトレーニングの理論をベースにした、サーキットトレーニングという方法もあります。
サーキットトレーニングは6~12種目の無酸素運動と有酸素運動のメニューを組み合わせたトレーニング方法。
回数やセット数、運動強度をコントロールできるので、体力の無い人や高齢の方にもおすすめできる方法です。
高齢者向けフィットネスクラブ「カーブス」などのプログラムメニューや
ダイエットを目的としたジムのスタジオレッスンとして提供されることの多いトレーニング方法でもあります。
ストイックに自分を追い込む筋トレと異なり、大音量の音楽と元気のいいインストラクターと一緒にトレーニングをするイメージが強いサーキットトレーニングですが
メニューによってはかなりハードで、筋力、持久力、心肺機能をトータルに鍛えるには、むしろ最適と言えるでしょう。
サーキットトレーニングは科学的にも高い効果性が実証されているので、目的に合わせたメニューを取り入れてみてはどうでしょうか?
それでは今日も一日元気に過ごしましょう!
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