2019/05/14
皆さんおはようございます!
今までに遺伝子検査を行った方はどれぐらいいますか?
私は昨年検査をした結果【洋ナシ型】と分かりました!
洋ナシ型は、脂質の代謝が苦手です!
なので、本日のテーマは【洋ナシ体型の方必見】でお伝えします!
脂質には「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。
飽和脂肪酸とは・・・
・常温で固体のものが多い
・酸化されにくく、動物性の油に多い
・ラード、バター、肉、卵、パーム油、ココナッツ油に多く含まれる
多すぎても少なすぎても生活習慣病のリスクが高まると言われています。
少なすぎると脳出血などのリスクが高まり、多すぎると肥満や糖尿病の可能性が高まることが分かっています。
不飽和脂肪酸とは・・・
・常温で液体
・植物の油に多い
不飽和脂肪酸はさらに、「体内で作ることができるもの」「作ることができないもの」で2つに分けることができます。
一価不飽和脂肪酸
・体内で作ることができる
・オメガ9脂肪酸(オレイン酸など)が当てはまる
・オリーブオイルに多く含まれる
オリーブオイルが健康に良いとされる根拠のひとつがオメガ9脂肪酸の一種であるオレイン酸です。
オレイン酸は悪玉コレステロールを減らしたり、便秘解消効果、さらに胃の中に留まる時間が飽和脂肪酸に比べて短いため、
胃もたれになりにくいといったことが分かっています。
多価不飽和脂肪酸
・体内で作ることができないため、必須脂肪酸と呼ばれる
・オメガ3脂肪酸(EPA、DHA、α-リノレン酸など)とオメガ6脂肪酸(リノール酸、γ-リノレン酸など)が当てはまる
・オメガ3脂肪酸は、青魚やえごま油、アマニ油などに多く含まれる
・オメガ6脂肪酸は、コーン油、大豆油、グレープシードオイルなどに多く含まれる
オメガ3脂肪酸では、EPAに悪玉コレステロール減少、DHAに脳の働きを維持する効果、α-リノレン酸に高血圧予防などの効果があると言われています。
オメガ6脂肪酸のリノール酸には、強いコレステロール減少効果がありますがそのために摂りすぎは善玉コレステロールも減らしてしまうことが分かっています。
リノール酸は必須脂肪酸ですが、摂りすぎはアレルギーや炎症に関わるため、これも適度な摂取が大切とされていますね。
基本的にはどの油もそれぞれ重要な働きを持っており、絶対不必要というものはありません。
飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸ともに厚生労働省が食事摂取基準で目標量・目安量を掲載しています。
飽和脂肪酸の目標量は、1日のエネルギーに占める7%以下とされています。
不飽和脂肪酸では、体内で作ることができない必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸に目安量が設定されています。
オメガ3脂肪酸は、成人男性で2.0g~2.4g、成人女性で1.6g~2.0gが目安となっています。
オメガ6脂肪酸は、成人男性で8g~11g、成人女性で7~9g程度が目安となっています。
脂質に気をつかう場合、まずはラードやバター、肉の脂身に気を付けるなどして飽和脂肪酸の摂りすぎに注意しましょう。
さらに、脂質を全く摂らないというスタンスではなく、必須脂肪酸であるオメガ3・オメガ6はしっかり摂っていきましょう。
とはいえ、オメガ3・オメガ6をしっかり摂ろうと言われても、何をどうすればよいかわからないですよね。
必須脂肪酸を簡単に摂るために、用意するものはオリーブオイルとアマニ油です。
オリーブオイルの主成分はオメガ9脂肪酸のオレイン酸ですが、オメガ6脂肪酸のリノール酸も含まれています。
普段の調理をオリーブオイルにすることで、オレイン酸だけではなく、オメガ6脂肪酸も摂取することができます。
アマニ油にはオメガ3脂肪酸のα-リノレン酸が豊富に含まれています。
小さじ1杯のアマニ油をスープに入れるなどすれば、概ね1日分のオメガ3脂肪酸を摂取することができます。
さらに、青魚をしっかり食べればオメガ3のEPA・DHAも摂れますから盤石ですね。
それでは今日も一日頑張っていきましょう!
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