2019/05/27
皆さんおはようございます!
昨日も気温が高く沢山汗をかきましたね。
そして、熱中症で亡くなられた方もいましたね。
ご冥福をお祈りします。
本日も気温が高くなりますので、しっかり水分補給をしてください!
喉が渇いていなくても、細胞が水分を欲しがっています!
話は変わりますが、健康診断結果で【こんなはずじゃなかったのに…】と
言われる方は多いのではないでしょうか?
その内容は「メタボ」です。
「メタボ」は「メタボリックシンドローム」の略で、
「内臓脂肪型肥満+高血糖or高血圧or脂質代謝異常」
などが組み合わさり心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患を
まねきやすい状態のことを指します。
注意ポイントは、単に腹囲が大きいだけではメタボリックシンドロームとは言わない点にあります。
日常会話の中では、「メタボ」「メタボ」と耳にすることがありますが、
そのほとんどは単に「肥満状態」のことを意味していることが多いです。
単に太った状態と、医師の診断により指摘された「メタボリックシンドローム」
とは違うということに気をつけてほしいです。
肥満のタイプにはおおきくわけて2種類あります。
「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」です。
内臓脂肪は、
1.エネルギーの一時的な貯蔵と排出に関係する
2.内臓のまわりに蓄積(外からつまんで確認できない)
3.内臓を正しい位置に保ったり、衝撃をやわらげるクッションの役割
という特徴があります。
また、皮下脂肪には
1.長期的なエネルギーの貯蔵と排出に関係する
2.腰まわり、おしり、太ももなど皮膚の下に蓄積(外からつまんで確認できる)
3.体温の保持、他に外からの衝撃をやわらげるクッションの役割
という特徴があり、それぞれ働きが違います。
メタボにつながる肥満は内臓脂肪型肥満で、見た目にはわかりにくいこともあるので注意が必要です。
また、内臓脂肪型の体型はリンゴ型と呼ばれる腹部周りがぽっこりしているのが特徴で、
男性に多いと言われています。
これに対して皮下脂肪型は洋ナシ型とよばれ下半身に脂肪が多く貯まる体型で、女性に多いと言われています。
ただ、女性でもメタボリックシンドロームの患者さんがいないということではないので、あなたが女性の場合でも油断しないでください。
もしメタボになってしまったり、「要注意」の勧告を人間ドックなどで受けてしまった場合には、
まず運動や食事などの生活習慣を見直していく必要があります。
そこで鍵になるのが「マイオカイン」というホルモンに似た物質です。
このマイオカインは、細胞から分泌される低分子のタンパク質で神経間の情報のやり取りに関係する物質です。
運動した時に筋肉から「IL-6(インターロイキン-6)」というマイオカインの1種が
大量に放出されるということがわかりました。
このIL-6は炎症を抑える働きのほか、脂肪を分解するという働きや
心筋梗塞・脳梗塞や、糖尿病といった深刻な病気から守る働きをします。
そのためにメタボ防止の鍵となる物質とされているのです。
IL-6の他にも「FGF―21」や「アディポネクチン」といった体内物質も
メタボ防止やダイエットに関係するマイオカインです。
「FGF―21」は肝臓で脂肪を分解するほかに、脂肪細胞における脂肪燃焼作用にも関係するとされています。
一方の「アディポネクチン」には脂質を分解する作用があり、糖尿病や、
脂質代謝異常から来る動脈硬化を防ぐ効能があります。
アディポネクチンは脂肪細胞や肝臓から分泌されることが知られていたのですが、
10年ほど前、筋肉からも分泌されていることがわかりました。
ちなみにこのマイオカインを分泌させるためには、
筋トレなどの運動で筋肉に刺激を与えてやることが効果的だとされています。
筋トレの効能はマイオカインという体内物質の分泌の面から見ても、
メタボ対策や体脂肪減少に有効なんですね。
それでは今日も1日頑張っていきましょう!
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