2019/07/09
皆さんおはようございます!
本日はなかなか痩せなく悩んでいる方へお伝えします!
一般に、45歳~55歳くらいの年齢層の女性は、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量が下がる傾向があります。
このホルモンは女性らしい体型を保つのに重要な役割をするのですが、分泌量が減ることによって太りやすく痩せにくい体になってしまう場合があります。
ホルモンの分泌量が減ってしまうのは加齢による反応です。
30代を超えると体形キープのためには、若い時以上に食事のコントロールと筋トレなどの努力が必要になってきます。
こうした点を考えると、質問者様の場合、何も対策をしないでいたら、あっという間に脂肪がついてしまっていた可能性も考えられます。
一般的に体型が崩れ始めるといわれる年齢で、現状維持ができている状態というのはすばらしいことですので、ぜひあきらめずに筋トレを継続していただければと思います。
また、このメールでは食事については触れていませんが、もし、筋トレだけで脂肪を落とそうとしているのなら
先ほどお伝えしたホルモンバランスの問題もあって難しいかもしれません。
ぜひ、糖質コントロールなどの食事管理も一緒に行っていただくことをおすすめします。
結果がでないと、筋トレの楽しさは減って、きつさや苦しさばかりが際立ってしまいますよね。
ここでお伝えしたいのは、「プラトー」という考え方です
プラトーというのは英語の「plateau:高原」が語源になっていて、トレーニング用語としてはいわゆる「停滞期」を指します。
トレーニングと食事制限に取り組む前は、やり始めると直線グラフのように体重が落ちたり、筋肉量が増えたりするイメージをもっている方が多いです。
ところが、実際にはほとんど変化のないケースもあります。
体重や体脂肪率の変化などをグラフ化してみると、直線上にずーっと下がってきていた数字が、ピタッと止まり、階段の踊り場のように平行線状態になってしまうことがあるのです。
このグラフの形が高原の地形を横から見た形に似ていることから、「プラトー=停滞期」の名前がついたようです。
プラトーにさしかかると、カラダの変化が見た目や体重などの数字にはなかなか現れないことがあります。
これは人間にもともと備わっている「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」と呼ばれる仕組みのためです。
ホメオスタシスは生き物の持つ防衛機能の一つで、「なるべく現状維持をして生命の安全を確保しよう」という本能的なものです。
この機能のおかげでわれわれは、暑いときは汗を出して体温を下げたり、寒いときは筋肉をブルブルふるわせて体温を上げたりということができるのです。
ところが、ダイエットなどで体型を一気に変えようとすると、カラダは本能的に変化をさせまいとして、なるべく今までの状態を保とうとしてしまうのです。
そのために、鏡に写した自分の姿や体重計などの数字に変化が表れにくい時期が、どうしても出てきてしまいます。
このプラトーの期間はもちろん人によって違いますが、今回の質問者様のように、2ヶ月くらいずっと続く可能性も十分考えられます。
プラトーを乗り切るとどうなるかというと、ストンと体脂肪量や体重が落ち、逆に筋肉の量が増えたりします。
カラダの変化は線グラフで考えると、一直線の坂道みたいな形になるのではなく
どちらかというと階段状になっているというイメージを持ってダイエットやボディメイクに取り組んでいただければと思います。
もし変化がなかなか感じられない場合でも、しっかりトレーニングや食事制限に取り組んでいれば、あなたの体の中では変化が起こっていますのであきらめないでください。
意外にステップアップを実感できるチャンスは、すぐそこまで来ているかもしれません。
また、マンネリ化しているトレーニングメニューを変えたり、食事やサプリを見直すと新たな刺激にカラダが反応して、プラトーを抜け出すこともあります。
それでは今日も一日頑張っていきましょう!
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