2019/09/11
皆さんおはようございます!
先日、関東地方を直撃した台風で多くの被害が出ていますね。
本当に一日でも早く復旧される事をお祈りしております。
さて本日の本題へ
【睡眠時間が短いと、体重が増加する傾向にある】
なぜ睡眠不足が体重増加を引き起こすのかというと、ホルモンバランスが崩れるからだといわれています。
充分な睡眠が取れないと、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールが増加すると、余分なエネルギーを脂肪として溜め込むホルモンであるインスリンが分泌されます。
このインスリンが常に分泌されていると、インスリン抵抗性という状態になります。
この状態が続くと、結果的に血液中の糖を細胞内に取り込む働きをするインスリンの働きを弱めてしまうことになります。
インスリンがありすぎてカラダが慣れてしまうんですね。
細胞内に取り込まれなかった糖は肝臓にグリコーゲンとして貯蔵されます。
この肝臓の貯蔵がいっぱいになると残りの糖は脂肪に変えられて、カラダの中に蓄えられることになるのです。
インスリン抵抗性の状態になると、カラダはますますインスリンの分泌量を増やします。
すると、どんどん体脂肪が蓄えられるというダイエッターにとっては嬉しくない状況になってしまいます。
また、睡眠不足は満腹信号を出すホルモンのレプチンを減らしてしまいます。
さらに悪いことに、睡眠不足によって、食欲増進の働きをするグレリンというホルモンが増えてしまいます。
まとめると、睡眠不足によって
・脂肪を溜め込むインスリン=増加
・満腹サインを出すレプチン=減少
・食欲を増進させるグレリン=増加
という結果が引き起こされることになります。
なかなか満腹感を感じないうえに、脳からガンガン食べるように指令が来て、
さらに食べすぎて余ったエネルギーが体脂肪としてカラダにどんどん溜まっていっちゃう状態です。
体重を減らしたいダイエッターにとっては、最悪の組み合わせになってしまうのですね。
どれだけの睡眠時間を取ったらいいのかについては、最初の方に紹介した7時間前後を目安にしていただければいいと思います。
ただ、忙しくてそんなに寝ていられないという場合もあるかもしれません。
そんな時にも対処法はあります。
睡眠不足とレプチンについては、アメリカのペンステイトメディカルカレッジの研究があります。
この研究によれば、ストレスの少ない状態であれば、睡眠不足の状態であっても、レプチンは減らず、空腹感が増すこともなかったといいます。
つまり体重増加の原因となるようなホルモンバランスの崩れは、睡眠不足そのものよりも
過度のストレスが睡眠不足によって解消されなかった場合に起こるようです。
ですので、もしあなたが充分な睡眠が取れていない場合でも、
軽い運動や瞑想などで上手にストレスコントロールできれば
ある程度体重増加に歯止めをかけることができるということになります。
朝から睡眠についてですが、お仕事中は居眠りをしない下さいね!
それでは今日も一日頑張っていきましょう!
パーソナルジム
マンツーマン指導
睡眠について
プライベートジムTSUBAME