2019/11/13
皆さんおはようございます!
本日は、前回の内容の復習とBCAAについてお話をします。
BCAAが結局何なのかをご説明したいと思います。
ダイエットでは、たんぱく質の摂取が重要ですよね。
たんぱく質は、僕たちの筋肉、臓器、皮膚、骨、歯、毛髪や爪を作るのに重要な栄養素です。
たんぱく質が不足してしまうと、筋肉量が減って基礎代謝が落ちてしまいます。
僕たちの身体は何もしていない状態でも、臓器や脳を動かすためにエネルギーが必要ですが、これを基礎代謝と言います。
この基礎代謝が落ちてしまうと、痩せにくく、太りやすい身体になってしまいます。
これを避けるために、十分なたんぱく質の摂取とトレーニングが大切になってくるわけですね。
ここまでは、以前にお話を内容です!
さて、このたんぱく質をお肉やお魚から摂取すると、消化器官で消化され、細かく分解されていきます。
この時、これ以上細かくできないぐらい分解された単位をアミノ酸と言います。
たんぱく質はアミノ酸にまで分解されたあと、体内へ吸収され、そこで再びたんぱく質へと構成されるわけです。
つまり、たんぱく質というのはアミノ酸の集まりなのですね。
たんぱく質を構成しているアミノ酸は20種類ありますが、このうち9種類は人間の体内で合成することが出来ません。
この9種類のアミノ酸を必須アミノ酸と言います。
体内で作れなくて必ず食事やサプリから摂取しなくてはならないので、「必須」というんですね。
必須アミノ酸のうち、特に筋肉のエネルギー代謝や合成に深く関わると考えられている
3種類のアミノ酸がバリン・ロイシン・イソロイシンです。
バリン・ロイシン・イソロイシンは分岐する構造を持っているから、分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acid)とも呼ばれます。
Branched Chain Amino Acidの頭文字を繋げると、BCAAになるわけですね。
このBCAAは、人間の筋肉を構成している筋たんぱく質中の必須アミノ酸の約35%も占めています。
その他に血中にもあって、トレーニング時のエネルギーとして使われています。
血中のBCAAが不足してくると、今度は筋肉中のBCAAを分解してエネルギーとして使うようになってしまいます。
これを防ぐために、運動前にBCAAを飲んで血中のBCAA濃度を高めておくと、筋肉中のBCAA分解が減少することが分かっています。
つまり、運動前にBCAAを摂取することで筋たんぱく質の分解抑制が見込めるということですね。
その他にもBCAAには、次のような効果が期待されています。
・運動パフォーマンスの向上
・筋肉痛や疲労感の軽減
・運動後の回復促進
・加齢に伴う筋肉量の減少を緩やかにする
また、各所で行われている実験調査によって、、、
・BCAAの吸収は摂取後30分でピークになる
・2,000mg以上のBCAAを摂ることで、確実に血中のBCAA濃度が増大する
BCAAの要求量が高まるトレーニング時などは、運動30分前に2,000mg以上のBCAAを摂ると効率的な作用が見込めるということですね。
もちろん、バリン・ロイシン・イソロイシンは食べ物からも摂取できます。
でも、運動30分前にガッツリたんぱく質を摂るのは、ちょっと難しいですよね。
また、たんぱく質が吸収されるまでには、体内でアミノ酸にまで消化分解されなくてはなりません。
その点でBCAAなどのアミノ酸サプリなら、消化分解の過程をすっとばして、アミノ酸を直接摂取できます。
アスリートやトレーニング愛好者にはトレーニング前の適切なタイミングで
適切な量のBCAAを摂取できるBCAAサプリが支持されているんですね。
今日はBCAAについて簡単ではありますがご説明させて頂きました。
これまで、「トレーニング後にプロテインは飲んでいたけど、トレーニング前のBCAAは飲んでいなかった」
なんて場合には、ぜひこれからはBCAAも活用されてはいかがでしょうか。
それでは今日も1日頑張っていきましょう!
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