まず始めに「筋膜」とは、私たちの体全身に張り巡らされている、筋肉を包む薄い膜状の組織のことを言います。
筋膜は、体を支え組織を包む・組織の保護・力の伝達など、大切な役割を担っています。
そして筋膜は柔らかいため、悪い姿勢や、長期間体を動かさずにいると、「委縮」や「癒着」(絡まったり、くっついたり)しやすくなります。
筋膜が委縮・癒着すると、筋肉の柔軟性を損ない、体に負荷がかかるのです。
体に負荷がかかると、肩こり・腰痛・関節の痛み・むくみ・目の疲れなどのトラブルが生じ、ボディラインの崩れにも繋がってしまいます。
さらに、癒着を起こすと体が緊張状態になり、自律神経が乱れ、肉体面だけではなく精神面にも支障をきたしてしまいます。